痛恨の黒星だ。広島は18日の中日戦(バンテリン)で最大6点のビハインドを追いつきながら延長11回に7―8でサヨナラ負け。7番手・大道がイニングまたぎで臨んだ11回に力尽きた。先頭から3連続四球で無死満塁。それでも新井監督は「あの場面で行く投手もしんどいでしょ。あそこは大道に最後まで任せました」と託したが、絶体絶命のピンチでカリステに左前へ運ばれた。

 中盤までは0―6の劣勢だった。相手先発の根尾に投手デビュー戦の昨年5月21日からこの日の6回まで14イニング連続無得点。しかし、7回に打線が牙をむいた。四球と敵失、坂倉の右前打で一死満塁とし、まずはマクブルームの二ゴロの間に1点。さらに田中の四球で再び満塁とし、根尾をマウンドから引きずりおろした。

 2番手・藤嶋からも育成出身ルーキー・中村貴の適時打などで3点を加え、代わった斎藤から秋山が右前適時打、代打・末包も4番手の清水から左前にタイムリーと一挙6点のビッグイニング。4失点の根尾は自責0点ながら、簡単には白星は献上しなかった。ミスにつけ込む怒とうの攻撃には新井監督も「みんなよく粘って追いついた」と手応えを口にした。

 同点の9回に堂林の適時打で勝ち越しながら、その裏に守護神・栗林が二死走者なしからビシエドにソロを浴びて勝利を逃した。それでも新井監督は「あそこで打つビシエドが上だったということ」と言い、まだまだ続く2位争いを見据えて前を向いた。