パ・リーグ3位ソフトバンクは、17日の日本ハム戦(エスコン)に1―6の完敗で3連敗を喫した。最下位相手との3連戦で2戦目にして早くもカード負け越しが決定。2ゲーム差で追いかける2位ロッテ、1・5ゲーム差に迫られている4位楽天がともに敗れ、CS圏内を争うライバルとの差に変動がなかったことが何よりの救いだった。
前日に今宮、中村晃、三森、嘉弥真が体調不良で離脱。この日も武田が同様に「特例2023」で登録を抹消された。さらに18日の先発が想定されていた東浜も体調不良を訴えてこの日の練習を取り止め、登板回避が決定。突如発生した異常事態は、収束どころか拡大に至ってしまった。大事なシーズン最終盤で訪れた思わぬ試練。この日も取り巻く状況を反映したかのような試合だった。
先発・和田が2回に押し出しを含む4四球と制球を乱し、2点を先取された。冷静沈着な左腕がベンチに戻り、珍しく感情をあらわにする場面もあった。和田は5回にも四球と4連打などで3失点。結局、今季ワーストタイの5回5失点、6四球を出す苦しい投球だった。
今宮、中村晃、三森と打撃好調だった主力を欠く打線はこの日もつながらなかった。5回までは周東のセーフティーバントによる1安打のみ。8回に近藤が完封負けを阻止する意地の22号ソロを叩き込むのがやっとだった。
見せ場の少ない敗戦で貯金は再びなくなった。大幅な戦力ダウンを強いられ、厳しい戦況は続く。試合後、藤本監督は「残り15試合。気持ちがある選手たちと頑張っていく」と改めてチーム一丸の精神を求めた。悪い流れを一刻も早く絶ち切りたい。












