ソフトバンク・石川柊太投手(31)が15日、CS争いを演じているチームの白星に貢献すべく〝脱・後ろ向き〟を掲げた。

 8月18日の西武戦(ペイペイ)では会心の投球でノーヒットノーランを達成。10試合ぶりの白星となる4勝目を挙げた。しかし、そこから再び勝ちから遠ざかり、連敗を喫している。

 理想の投球を追い求めている中で、ギャップが生じた際に余裕がなくなってしまっていると自己分析。「試合後、自分の映像を見ても、もったいないなと思う」。

 マウンド上での指針について「自分の中で投げているボールに失望して、自信をなくしていく傾向がある。そんな後ろ向きなマインドじゃなく、前に前に持っていけるようにしたい。かぶとの緒を締めすぎる癖があり、抑えていても苦しくなってしまう部分もあるので。『こんな球じゃダメだ』となるんじゃなくて『その球を投げられないならどうしよう』ってくらいで投げられないといけないと思う」と表明した。

 被打率の低さは現在の先発陣でトップ。斉藤和投手コーチも「自信を持って投げることを心掛けろ」との言葉をかけているという。「すべてが完璧に投げられるわけではない。この時期はどれだけ走者を出そうが、点を取られようが勝てばいい。そういう投球をしてほしい」。

 現在チームは3位。2位・ロッテとは1ゲーム差で、4位・楽天とは2・5ゲーム差だ。復調のきっかけをつかみ、チーム浮上のキーマンとなれるか。