リーグ3位のソフトバンクが13日の西武戦(ベルーナ)に9―3で大勝。9月に入ってからは7勝4敗とチーム状態は上向きで、2位・ロッテに0・5ゲーム差に迫った。
何といっても打線が活発だ。柳田悠岐外野手(34)と近藤健介外野手(30)の2枚看板を擁しながら、その前後がネックとなってきたが、現在は周東、三森の1、2番コンビが機能。さらに中村晃、今宮の5、6番もハマっている。直近10試合で54得点と最高潮の状態だ。
めったに見ない同一チーム内での“3冠王争い”にも追い風となるか。現在、柳田は打率3割7厘(リーグ1位)、20本塁打(同4位)、75打点(同2位)。近藤は打率3割(同3位)、21本塁打(同3位)、78打点(同1位)をマーク。本塁打こそ楽天・浅村とロッテ・ポランコの23本にリードを許しているものの、両者とも、ここからのラストスパート次第で3冠の可能性も残す好成績をマークしている。
チーム関係者は「足の速い1、2番が出塁すれば相手投手もそれだけケアしないといけなくなるし、後ろの打者の調子が良いとなると際どいところに投げて最悪歩かせてもという攻め方もしにくくなる。これだけ打線全体の調子が上がれば、柳田、近藤も楽になるし、相乗効果で2人がさらに打ちまくってくれることも期待できる」とみている。
オリックスの独走を許している屈辱のシーズン。タイトルは最終的に付いてくるものだとしても、2位からの「下克上日本一」が次の目標となっている中で、3冠王が射程圏のW主砲のさらなる打棒爆発が原動力となるのは間違いなさそうだ。












