セ首位の阪神は8日に本拠地・甲子園で2位・広島を4―1で下し、6連勝。マジックを10に減らした。
直接対決のカード初戦で先発マウンドに立った村上が7回1/3を100球、6安打1失点。赤ヘルの左腕エース・床田との投げ合いを制して今季10勝目をマークし、初の2桁勝利を飾った。試合後の岡田監督は「そんな点は取れないなあと思っていたので。5回ぐらいまでは安心して見ていられた」と右腕の力投をたたえた。
一方の打線は若虎コンビのバットが序盤から火を噴いた。初回に森下がカーブをとらえて先制ソロ、続く2回にも佐藤輝が高めに浮いた直球をバックスクリーンへ。3試合ぶりとなるドラ1コンビのアベックアーチ。指揮官も満足げで、まず森下の10号弾については「すごく大きかった。あれで(床田は)カーブもほとんど、投げれんかったもんな」。
そして佐藤輝はこの18号ソロが、ちょうど今季100本目のメモリアル安打。直近5試合で3本塁打を放つなど調子を上げてきた背番号8に対しても、岡田監督は「他の打席でもそんなに内容的にも悪くないし、何かつかんだというか、おかしいけど、そういう感じ」と独特の言葉で評し、うなづいた。
これでチームは広島とのゲーム差を今季最大となる9・5にまで突き放した。快調なペースで減っていく優勝マジックに、岡田監督は白い歯をのぞかせながら「減るのはええやんか」。そして「(マジックは)増えへんからな。はよう(優勝原稿の)記事、書かなあかんもんな」と周囲を囲んだメディアに向けてニヤリ。
悲願の「アレ(優勝)」を手にするため、ラストスパートをかける。












