全日本プロレスのエース・宮原健斗(34)が、メモリアル試合を勝利で飾った。

 8日の東京・代々木大会メインで組まれたデビュー15周年記念試合では、〝大型ルーキー〟安齊勇馬(24)と対戦。今夏、ノア「N―1 VICTORY」に参戦し、経験値を積んだ若武者から成長の証しを見せつけられた。ドロップキックで吹っ飛ばされ、場外鉄柵を踏み台にしたダイビングエルボーの餌食に。会場も「安齊コール」に包まれた。

 だが、エプロンを疾走してきた安齊の攻撃をかわすと、宮原は意地の頭突きで反撃。容赦なく鉄柱に叩きつける。一転して会場を「健斗コール」に変えると、首4の字固めでスタミナを奪った。

 フロントスープレックス、人間風車、ジャンピングニー5発の反撃を受けても、宮原は3カウントを許さない。粘る安齊にブラックアウト(ヒザ蹴り)でたたみかけると、最後は渾身のシャットダウンスープレックスホールドを決め、3カウントを奪った。

 試合後は安齊に手を差し出し、健闘をたたえた宮原は「宮原健斗も、どうやらプロレスラー生活15周年を迎えたようだ。プロレスファンは俺にもっと感謝しろよ。同じ時代にプロレスファンとしてこの俺を見られてよかったな」とナルシルト全開のマイクアピール。

 さらに「まだまだプロレス界には夢のカードがあふれているよな。誰と戦うところが見たいか?」と呼びかける。会場のファンからさまざまな選手名が挙がると、宮原は「好き勝手言ってんじゃねえよ!」と突っ込みつつも、「16年目の俺にも期待してるよな? 俺はこの全日本プロレスとともにさらに上に突き進んでいくからな。宮原健斗、ならびに全日本プロレス最高ですか?」と呼びかけ大会を締めくくった。