日本水泳連盟は6日、都内で常務理事会を開催し、競泳日本代表の平井伯昌コーチにけん責処分を科した。9月1日から来年2月末日まで競泳委員会への活動自粛を勧告したところ、本人も受諾したという。

 平井コーチは銅メダル2個と苦戦を強いられた7月の世界選手権全日程終了翌日のミーティングを欠席。かねて日水連は「職務違反」との見解を示すなど、対立は深まっていた。そんな中、平井コーチは自身のSNSで胸中を次々と告白。さらには一部メディアの取材で実情を赤裸々に語っていた。金子日出澄副会長兼専務理事は「プライバシーへの配慮、責任行動義務に違反した」との見解を述べた。

 その上で「平井コーチのSNS発信、インタビューに答えていることが、一部選手やあるいは関係者のプライバシーに関わることであったり、内部事情に関わることにも及んでいた。特にこちら(日水連)が公表する予定のないものだったので、倫理規定に違反するということで処分を検討した」と説明した。

 また、平井コーチがリーダーを務めるパリ五輪強化プロジェクトチームについては、8月31日をもって解団になったと発表。今回の平井コーチの処分とは関係ないとの見方を示した。

 現時点では平井コーチから反論はないものの、混乱は続きそうだ。