【台湾発】野球のU―18W杯(台北・天母野球場)に出場中の日本代表・馬淵史郎監督(67)が5日のオランダ戦を前に、今大会12打数1安打と苦しんでいる丸田湊斗外野手(18=慶応)について言及した。

 甲子園優勝の立役者が国際舞台で苦しんでいる。丸田は初戦のスペイン戦(1日)こそ安打を放ったものの、その後の3試合では快音は響かず。四球はここまで計3つを選ぶなど最低限の仕事は果たしているが、その高いポテンシャルを生かし切れていない。

 ここまでの丸田の状態について馬淵監督は「(気になる点は)あるね。いっぱいある。昨日の状態じゃちょっと厳しいね。アルミなら打てるんでしょうけどね」と明言。それでも「あいつなりのルーティンがあって。そのやり方も見てて、もう一つかなと思ってて。それで結果出しよるんなら変な事は言わない方がいいと思ってずっと黙ってたんですよ」とあえて本人のリズムを尊重していたというが「壮行試合とか、ここ4試合見たらやっぱりここをこうしておかないとどうかなって見えるので」とテコ入れに着手することも明かした。

 浮上のきっかけをつかめば輝きを取り戻すこと確実。「あれくらい結果残した男やから、どっかできっかけを残してくれれば、ここからスーパーラウンドに行ったときに大車輪の活躍してくれりゃね。だから言ってる。『お前が打てなくても勝ててるんやから心配することはないよ』と。だから打順を変えて」と指揮官。最後には「分からへんけどね、今日打つかも」と期待ともとれる不敵な笑みを浮かべ、グラウンドへと向かっていった。