ソフトバンクは19日のオリックス戦(みずほペイペイ)に1―2の逆転負けを喫して同率首位に並ばれた。先発の松本晴投手(25)が9回途中2失点の好投も今季初黒星。序盤から球数をかけず「マダックス」(100球未満での完封)ペースだったが、8回に森に同点ソロを浴びて暗転した。小久保監督から「あいつに託そうと思った」と送り出された9回は、好打者・西川に勝ち越し打を献上。打線の援護が乏しく、好投が報われることはなかった。
7回を投げ終えた時点で68球。前夜は上沢が9回一死まで無安打投球を披露して球場全体が独特の緊張感に包まれたが、この日も快記録の予感が試合終盤まで漂った。先発投手の勲章でもある「マダックス」。3回まで26球、5回まで49球と快調だっただけに野球ファンの胸が高鳴った。
暗転したのは8回。先頭の森に3球目のカーブをうまく仕留められた。捕手・海野の要求よりも内に入った球だったが、失投というボールではなかった。9回は先頭・宗に安打を許し、犠打で送られた後に西川にV打を献上。前夜も上沢の偉業達成を阻んだオリの主軸にまたしても意地を見せつけられた。
結果的に打線の援護が乏しかったが、相手の新外国人右腕・ジェリーの出来をみれば責められなかった。小久保監督も「長身ピッチャーで、ボールが動いてゴロを打たせる投球スタイル。なかなか突破口が開けなかった」と振り返ったように難敵だった。213センチの長身から投げ下ろす見慣れない球筋とツーシームへの対応は初対戦では難しい。ジェリー降板後に何とか追加点を奪いたかったが、相手の救援陣を攻めきれなかった。
これで前カードに続く負け越し。福岡に腰を据えて戦った1週間を2勝4敗で終えた。開幕から20試合を消化して12勝8敗。21日から始まる敵地・所沢での西武3連戦で仕切り直しといきたい。












