4番・岡本和を欠いた巨人打線が発奮。6回、一気に2点差を逆転する集中打を見せた。

 岡本和と梶谷が体調不良により「特例2023」で登録抹消となった29日の広島戦(京セラ)、2点を追う6回に先頭の先発・山崎伊に代打・ブリンソンが送られた。6回2失点の右腕に10勝目をプレゼントするにはこの回に逆転するしかなくなった。

 コイ先発・九里の前に助っ人は空振り三振に倒れたが続く「1番・右翼」長野が〝汚名返上弾〟。スライダーを左翼スタンドに運ぶ5号ソロで反撃の口火を切った。長野は同点の5回二死一塁で小園の右中間への安打を捕球ミス。一走・田中に一気に生還を許していた。背番号7は「ミスでチームに迷惑をかけていたので何とかしたいと思っていました」と力を込めた。
 
 さらに若手が続いた。門脇、秋広が連打で一死一、二塁とすると、〝代役〟で昨年4月15日阪神戦(甲子園)以来の4番・坂本が同点の適時二塁打を放った。

 一死満塁から中田翔が勝ち越しの右犠飛とこの回、3得点で一気に逆転に成功。山崎伊にこの時点で初の2桁勝利の権利をプレゼントした。