大学日本代表のプロ注目左腕・細野晴希(東洋大=4年)が高校日本代表との壮行試合(28日=東京ドーム)の5回から5番手で救援登板し、自己最速を更新する158キロを叩きだした。

 3点をリードした直後の5回だった。5番手としてマウンドに上がった細野は先頭・小林(広陵)に投じた3球目の直球で156キロをマーク。自己最速だった155キロを更新すると、結果は空振り三振に仕留めた。さらに8番・知花(沖縄尚学)にも150キロ後半の速球を連発し、またも三振に打ち取った。続く緒方(横浜)への4球目の直球では158キロを計測。大幅に最速記録を更新し、どよめきが起こった。

 間違いなく今大会でさらに注目度が上がった細野だが「トレーニングを減らしたことで、体が軽い状態で投げられた」と意外な剛速球の秘訣を明かした。それでも「出力的にも上がってきたなってのはあるんですけど、バットに当てられたり、ファウルにされたりしたんで、改善の余地があると思いました」とまだまだ進化の途中だ。

 7月に行われた日米大学野球では、最優秀投手に選ばれた未来が楽しみな左腕。この日もキレキレのスピードボールで1イニングを無安打無失点に抑え、バックネット裏のスカウト陣の熱視線を集めた。