台湾で開催されるU―18W杯(31日開幕)に出場する侍ジャパン・高校日本代表が27日に都内近郊のグラウンドで全体練習を行った。28日は東京ドームで大学日本代表との壮行試合となるが、プロ注目の大阪桐蔭・前田悠伍投手が先発のマウンドに上がる予定。左腕は「短いイニングになると思うので、100%の力で投げ込みたい」と力を込めた。

 この日、前田ははブルペンに入り約20球を投じて調整。25日に行われた早大との練習試合では1回を無失点で抑えたが「甘い球、投げミスをなくすピッチングを意識して修正しました」と明かし「今日は全球一通り試せた。自分が思った通りに投げ込めた」と手ごたえを口にした。少ない日数の中でW杯に向け調整する大事な一戦となるが「1球1球気持ちを込めて。強気なピッチングが売りなので、気持ちで勝って。抑えられるのがベスト」と全力投球を誓った。

 また、指揮を執る馬渕監督(明徳義塾)は前田に「しゃかりきになって投げるなよ。スピードにこだわらずにどう抑えるかが大事」と伝えたことを明かし「彼本来の投球ができたら」と期待を寄せた。毎年行われているこの壮行試合ではいまだ高校日本代表の勝利はないが「大学生が相手なので毎年レベルの違いを感じてるんですけど、気持ちの上で負けないようにやっていきたい」と意気込んだ。