阪神は26日の巨人戦(東京ドーム)に9―6で勝利し〝アレ〟まっしぐらの6連勝。2本のアーチを含む11安打9得点と打線の好調ぶりが際立ったが、岡田野球を象徴する〝歩いてまえ精神〟も存分に発揮された一戦となった。

 この日のゲームで阪神打線が巨人投手陣から奪った四球数は「10」。1号満塁弾含む6打点と出色の働きを見せた木浪以外の先発野手全員が、勝負どころで粘り強く四球を選んだ。その結果が点を取っては取られの打撃戦を制す一因となった。

 指揮官就任以降「2ストライクまで追い込まれても、ストライクゾーンは変わらない」とナインに説き続け、四球を選ぶことの重要性を強調してきた岡田監督も「そらフォアボールは選ばんとな。みんな選んでるんやから、1人だけ選ばんかったらそら目立つやろ。今日も結構選んだんちゃうか。10個? あっそう」とニヤリ。シーズン終盤で、自身が目指す野球を着実に体現してくれている虎ナインたちに、頼もしさを感じているようだった。