阪神は26日の巨人戦(東京ドーム)に9―6で競り勝ち、破竹の6連勝。アレへのマジックを21に減らし、宿敵・原巨人に14ゲーム差と完全に引導を渡した。6回途中を4安打3失点にまとめた先発・青柳が6勝目をマークした。

 この日は木浪聖也内野手が今季1号となる満塁弾を含む、4打数3安打6打点2得点。恐怖の8番打者が、点を取っては取られの打撃戦を制す大暴れを披露し、試合後のヒーローインタビューでは虎党たちからの大喝采を浴びた。

 4―3と僅差リードの7回一死満塁。カウント0―1から甘く入った変化球を仕留めた一撃の感触を「『いったな』という感じでした。こういう形で一本出たのは大きい。本当に良かった」と木浪は振り返る。

 悲願の頂点へ向け、快進撃を続けるチームの原動力として「自分はつなぎの8番。チャンスメークなど自分にできることをやるように心がけている」と謙虚に自己分析すると、客席からは「最強の8番バッターだよ!」との声が。平静を保っていた背番号0も思わず相好を崩した。

 試合後の岡田監督は「ヒットは出るかなと思ったんやけどね。まさかホームランとは。あの4点は大きかった」とホクホク顔。「一番いいところで一番いいホームランが出た」と木浪の働きを手放しで称賛した。