中日・大島洋平外野手(37)が26日のDeNA戦(バンテリン)で3回の第2打席に中前打を放ち、史上55人目となる通算2000安打を達成した。大島は享栄高―駒大―日本生命を経て、2009年にドラフト5位で中日に入団。通算1787試合目での達成は史上9番目のスピードだ。試合後、記者会見が行われ、大島は2000安打達成の喜びを語った。以下は大島との一問一答。

 ――今の気持ちは

 大島 ちょっとホッとしたというか。5月くらいに結構苦しんでいたので。今季残り115本でスタートしましたけど、届いてホッとしたというのが正直なところです。

 ――あと1本に迫った今日はどんな気持ちで迎えたか

 大島 いつも通り、いつもの流れで試合に入ろうと思ってましたけど、ファンの方の歓声がもすごかったので、打席に立つ時の緊張感はいつもと違う雰囲気がありました。

 ――(2000安打達成は)初球だったが、狙っていたのか

 大島 身体が反応したというか、甘いボールがきたら振ろうと思っていたので。基本に忠実なセンター返しでした。

 ――一塁に到達した時の気持ちは

 大島 正直「やったー!」って感じがしてましたね。まだ試合の途中でしたし、勝敗がどうなるかわからないので、試合中に個人的なことで喜ぶわけにはいかず、ぐっとこらえて皆さんにあいさつしました。

 ――花束を持ってきたのが高橋周(中日)と京田(DeNA)だった

 大島 かわいい2人の後輩に持ってきてもらえてうれしかったです。「おめでとうございます」といわれたので「ありがとう」と伝えました。

DeNA・京田(左)から花束を受け取る中日・大島
DeNA・京田(左)から花束を受け取る中日・大島

 ――(花束を持ってきた)3人目は享栄高校時代の恩師である柴垣元監督

 大島 まさか持ってきてもらえるとは思わなかったので、ビックリしました。高校時代に大変お世話になったので、あの場面を見てもらえてよかったなと思いました。

 ――2000安打は史上55人目

 大島 これまで使っていただいた監督、コーチにすごく感謝してますし、元気に送り出してくれるトレーナーさんや裏方の皆さんのおかげです。自分一人では達成できなかった。皆さんのおかげでここまでこられたので感謝しています。

 ――プロに入った時に2000安打達成すると想像したか

 大島 想像というわけではないですけど、ドラゴンズに入ってきて2000安打を打っている選手を間近で見させていただいて、すごいなと思った。自分も打ちたいなと目標にしていたのは確か。本当に皆さんのおかげです。

 ――(チームメイトとして)2000安打達成の瞬間を見た荒木雅博さん、和田一浩さんの存在も大きかった

 大島 目の前で達成したのを見てますから。今うちにいる若い選手も長く続けられるようにやっていってほしいです。

 ――14年目、1787試合での達成は史上9番目の速さだが、その要因は

 大島 1番、2番で出ることが多かったですし、そういう打順で使ってもらえたこともある。

 ――1787試合は速かったのか長かったのか

 大島 やってる時はすごく長い感じがしますが、思い返してみると、あっという間という感じもあります。

 ――2001安打の中で印象に残っているヒットは

 大島 やっぱり1番近いので2000本目が印象に残っています。

 ――次に定める目標は

 大島 自分の中では、2500とか3000とか体が動ける限り狙っていきたいと思っていますけど、とにかく1本でも多くのヒットは打ちたいなと思います。

 ――報告をしたい人は誰ですか

 大島 さっき携帯をパッと見ただけでもかなりLINEとか来てて、まだ何も返してないんですけど、まず家に帰るので家族にはありがとうと伝えたいです。

 ――チームは連敗が続いているが、明日からのゲームはどういう形で臨むか

 大島 今までと変わらずやりたいですし、今日(6打席目に)もう1本打てましたけど、もう1回新しいスタートを切れたという感じがした。2000で終わらずに最後にもう1本打てたのは、僕の中では明日につながるかなと思いました。ただチームは勝てなかったので、明日は自分のことだけじゃなくて、みんながやったことが勝ちにつながるようにやっていきたいです。