プロ野球の巨人―阪神戦(25日、東京ドーム)の試合開始前に、NPB、巨人球団、阪神球団の連名で「誹謗中傷、過度な野次、替え歌等で相手を侮辱するような迷惑行為は絶対におやめください」との趣旨の呼びかけがビジョン、場内アナウンスを通して行われた。

 その効果もあってか、巨人のラッキーセブン開始前に球団歌「闘魂こめて」が流れた際にも、同曲の替え歌である「商魂こめて」を歌う左翼席の虎党は通常よりは随分と少なかった。その背景には、虎党の応援を仕切る阪神タイガース応援団の奮闘もあったようだ。

 阪神タイガース応援団はこの日「X」(旧ツイッター)の公式アカウントにて「阪神タイガース応援団では球団、球場と連携しながら応援活動を行っております。昨日(8月24日)阪神タイガース球団から発表されましたお願いの通り、『個人への誹謗中傷』と受け取られるような行動ではなく、日々戦うチーム・選手への励みとなる応援で、18年ぶりの『A.R.E.』に向けて、チームとファンが一体となり共に歓喜の瞬間を迎えたいと願っております。『A.R.E.』そして、その先の頂きへ向けて、引き続き、阪神タイガースへの応援をよろしくお願い致します。」(原文ママ)との声明を発表。球団サイドと一体となり、近年問題となりつつある、〝荒れた応援〟の撲滅に取り組んでいく姿勢を鮮明にした格好だ。

 この日の試合中も、応援団員が「誹謗中傷と言われるような応援は、やめましょう! チームとファンが一丸となりA.R.Eに向かって突き進みましょう!」と書かれたパネルを手に、ファンたちへの啓発活動を行っていた。