西武は24日のオリックス戦(ベルーナ)に0―5と完敗。初戦に組んだ円陣で副主将・外崎の「3つ勝ちましょう!」の号令もむなしく、本拠地で屈辱の3連敗を喫した。
先発した隅田が3回に痛恨の4失点。「自分の悪い部分がすべて出てしまった。最少失点でしのぐことができたはずなのに、ビッグイニングにしてしまった」と宗の適時打直後に許した中川の12号3ランを悔やんだ。
打線の方はオリックス先発・宮城の前に散発4安打12三振の完封負け。これでオリックス戦は5勝15敗の〝お客さん状態〟で、自力CS進出の可能性も風前の灯となっている。
初戦のワゲスパックに続き宮城をリードしたのは、またも昨年までの同僚でライオンズ育ちの森友哉捕手(27)だった。FA移籍1年目の森は古巣ナインの心理を見透かしたように、各打者の狙いをかわしながら宮城の12奪三振を強力にアシストした。
西武戦で先発マスクをかぶった2試合(18回)で許した失点はわずかに1。打者としても3戦合計11打数7安打(打率6割3分6厘)と西武投手陣をカモにし、またまた古巣に強烈な恩返し。打ち慣れた今季のベルーナドーム通算打率も4割2分1厘まで上昇させた。
また、22日の初戦ではプロ野球523人目の1000試合出場を達成し「西武時代があっての今なんで。ベルーナドームで達成できたというのはうれしい」(森)とコメント。昨オフの移籍の仕方も古巣ファンの神経を逆なですることもなく、比較的きれいで迅速だったため、多くの西武ファンからも祝福の拍手を受けていた。
新天地移籍1年目ですでにやりやすい環境を手に入れ、本来はプレーしにくいハズのベルーナドームでもノビノビと攻守で実力を発揮する森。一方の西武は、森の抜けたクリーンアップの穴を埋められず2年ぶりのBクラスが目前に迫っている。











