西武は17日の楽天戦(ベルーナ)に4―2と逆転勝ち。初戦を守護神・増田の背信で落としながらも2連勝でこのカード勝ち越し。CS争いに踏みとどまった。

 打の殊勲者はこの日、約1か月半ぶりの一軍昇格を果たし、4回の第2打席で値千金の左翼線同点二塁打を放った渡部健人内野手(24)だった。

 左足負傷から復帰した渡部は「何とかやってやろうという気持ちでした。準備満タン。とにかく1点取ろうと思って打席に入りました。非常にうれしい。このチャンスは二度とないと思うんでしっかりモノにしていきたい」と鼻息荒くコメント。3年目でつかみかけている一軍定着、レギュラー奪取に並々ならぬ思いを語った。

 大学は現在、三軍幽閉中の山川穂高内野手(31)と同様、スポットライトの当たらない地方リーグで楽しくプレーしていた。そのため、野球強豪校出身の高卒、大卒選手と違いプロの水に慣れる時間が必要だった。

 山川もブレークのキッカケをつかんだのはプロ4年目。そして5年目の2018年に5億円助っ人・メヒアを代打に追いやり一塁のレギュラーを奪取。47本塁打で初の本塁打王獲得と主力への階段を上がって行った。

 同じステップで3年目の渡部がブレークのキッカケを今つかみかけている。〝謹慎中〟の山川のグラウンド外の素行はまねてはいけないが、メヒアを押しのけレギュラーをつかみにいった、野球に対する強く真っすぐなマインドは大いに参考にすべきポイントだ。