西武が6日の中日戦(大宮)に1―2で敗れ6カード連続初戦黒星。借金は再び8となった。

 先発した与座は7回を7安打2失点の好投で試合を作ったが、打線が散発6安打1得点と援護できず、与座は6回3失点の前回、5月30日阪神戦に続く連敗を喫した。

 与座は「いつもと違うマウンドで硬さがありました。2回以降はそれもほぐれてきて自分の持ち味は出せたかと思う。5回の2失点は、何とか2点目は防ぎたかった」と失点場面に言及したが、7回2失点の好投に敗因を求めるのは酷だろう。

 与座の登板試合は2試合連続でわずか2得点とその好投を見殺しにしてきた打線との兼ね合いが不運な2敗の裏には横たわっている。

 本来の4番・山川穂高内野手(31)が強制性交の疑いで5月23日に書類送検。三軍に幽閉された状態で検察の判断を待っている。

 そして、3・4月に8本塁打で月間MVPに輝いた通算462本塁打(歴代14位)をマークする大打者・中村剛也内野手(39)も「右外腹斜筋の軽い損傷」でファーム調整中。本来の実力者2人を欠いた状態で3年目・渡部健人内野手(24)、新外国人・マキノン(28)が交流戦中〝代役4番〟として奮闘しているが、この日は両者のバットから快音はなく、計7打数無安打。ポイントとなった8回一死二塁の同点機で5番・渡部は空振り三振に倒れた。

 これで渡部は一軍昇格後9試合ノーアーチ、マキノンも5月16日の日本ハム戦(エスコン)で7号を放ってから16試合一発がなく、西武の4番は18戦連続ノーアーチが続いている。

 松井監督は「(鈴木に)カット、ツーシームをうまく使われた。低めに集められて絞り切れなかった」と相手先発の好投を称えたが、ポイントゲッター不在は日を追って深刻度を増していきそうだ。