WWE女子王者のイヨ・スカイ(紫雷イオ)が、またもや卑劣な襲撃に出た。

 7月にMITB覇者となったイヨは、今月5日に真夏の祭典「サマースラム」で、同王座を奪回したばかりのビアンカ・ベレアにキャッシュイン(挑戦権行使)してベルトを奪った。先週のスマックダウン(SD)では、アスカ vs シャーロット・フレアーのシングル戦にベイリー、ダコタ・カイとの悪のユニット「ダメージCTRL」で乱入して、女帝と女王様をKОしていた。

WWE女子王者として存在感を増すイヨ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
WWE女子王者として存在感を増すイヨ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 今週のSD(カナダ・トロント)ではベイリーと組み、ビアンカ&シャーロットとタッグ対決。ベイリーのマイクでド派手に紹介された女子王者は、貫禄の入場だ。ゴングが鳴ると、ベイリーとの連係でシャーロットに水平チョップを見舞ったが、女王様のビッグブーツを浴びて場外に落とされ、ベイリーとともにサマーソルトアタックをくらってしまった。

 イヨは空中での切り返しから、クロスフェースロックで女王様を捕獲。だが、ビアンカに強烈なブレーンバスターで投げられ、コーナーではパンチを浴びて再びピンチに。救出に入ったベイリーのタックルは、イヨに誤爆してしまった。

 それでも女子王者はしたたかだ。「サマースラム」で負傷したビアンカの左ヒザに、低空のドロップキックを発射。ビアンカの弱点を狙い撃ちにして、一気にペースダウンさせた。さらにベイリーとの連係で、場外でシャーロットを痛めつけた。必殺のムーンサルトプレスはかわされるも、得意の掌底アッパーだ。さらにコーナーの女王様にダブルニーを放ったが、これはかわされて鉄柱に激突。場外に転落すると、代わったベイリーがビアンカのKОD(変型フェースバスター)で3カウントを奪われた。

シャーロット(左)に掌底アッパーを放つイヨ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
シャーロット(左)に掌底アッパーを放つイヨ(©2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 WWE女子王者としてのSD初戦を落としたイヨは、怒り心頭だ。バックステージでインタビュー中のビアンカを急襲。ベイリーがパイプイスで殴りつけると、女子王者は機材のボックスにビアンカを叩きつけた。さらに「オラーッ!」と叫びながら、ビアンカの首にイスをぐいぐい押しつける。

 ベイリーがビアンカの負傷している左ヒザをイスで挟み込むと、そこにイヨがイスを振り下ろした。残忍極まるイス攻撃「コンチェアト」だ。ビアンカは悲鳴を上げながら、左ヒザを抱えてのたうち回った。前王者の左ヒザを破壊したイヨは、満足げにその場を去った。女子王者の凶暴性と存在感は増す一方だ。