WWEの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(43)が、世界ヘビー級王者セス・ロリンズ(37)に王座挑戦を認めさせた。

 先週のロウではメインの6人タッグ戦終了後に、パートナーだったロリンズをキンシャサで襲撃。観衆のブーイングを浴びつつ、宣戦布告していた。今週のロウ(カナダ・ウィニペグ)ではリングに登場し、ロリンズ襲撃の意図を説明した。

 名実況のマイケル・コール氏から「互いに尊敬し合っているのに、なぜロリンズを襲撃したのか」と問われると、中邑は「うんざりしてんだよ、いろいろ。たぶん、自分自身にも。だから自己主張したんだ、自分の本性を。だって、欲しいじゃん~!」と日本語で主張。その上で、英語で「俺は世界王座が欲しいんだよ」とロリンズへの挑戦を表明した。

 さらに再び日本語で「ホワイ? なぜ、なぜ、なぜって? だって一番手っとり早いんだよ、自分自身を証明するには。もっと欲しい、満足できない、もっと上にいける、なりたい自分になる、だから~、アイ・ウィン・ワールドタイトル…」と言ったところで、ロリンズが姿を現した。

 中邑と対峙した世界王者は「俺はあんたがなぜ俺の顔を蹴ったのかよりも、どうやって仕返しをするかのほうに関心があるんだ。サプライズがあるぜ、シンスケ。先週の襲撃が挑戦表明なら受けてやる」と、何ともあっさりタイトル戦を受諾。「時間と場所を指定しろ、シン。そこでお前のケツを蹴り上げてやる。男らしく握手しろ」と手を差し出すと、観衆は一斉にロリンズの入場テーマを歌い出した。

ロリンズにささやく中邑真輔(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.
ロリンズにささやく中邑真輔(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 中邑は不敵な笑みで握手に応じたが、ロリンズに顔を近づけ、耳元で何やらささやいた。すると、世界王者の顔色が一瞬にして変わった。中邑はすぐにリングを下りたが、ロリンズは硬い表情のままだ。ここで、リングに戻った中邑が背後からロリンズに襲いかかり、必殺のキンシャサ一撃。先週に続き、世界王者の顔面に決めて豪快にKOしてしまった。

 中邑は両手を広げてロリンズにあいさつすると、笑いながらリングを下りた。一体、ロリンズに何をささやいたのか? バックステージのインタビューでは「本当に知りたい? 何を話したかって? あいつに聞いてみろよ。来週まであいつの頭の中に残っているはずさ」とだけ話し、口笛を吹いて去っていった。

 次回のPLE「ペイバック」は、9月2日(日本時間3日)にペンシルベニア州ピッツバーグで開催。順当にいけば、ロリンズVS中邑の世界ヘビー級王座戦はここで行われるはずだが、果たして…。