WWEの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(43)が、怒り心頭だ。

 今週のロウ(ジョージア州アトランタ)では、5月から遺恨の続くブロンソン・リードとシングル対決。序盤から巨体のリードに得意のキックを打ち込んでいく。だが、場外でエプロンを走ってのショルダータックル、スチームローラーを浴びて劣勢に立たされる。

 中邑はマットを右手でバンバン叩いて自らを鼓舞。「カモーン!」と挑発してからキック連打、延髄斬り、ドラゴンスクリュー、ハイキックと猛ラッシュだ。強烈なデスバレーボムをくらうも、気合で3カウントを阻止。観衆も「ナカムラ! ナカムラ!」のチャントで背中を押した。

 TSUNAMI(ダイビングボディープレス)を狙ってコーナーに上がってリードを蹴り落とすと、コーナーからのダイビングニーをぶち込んだ。大チャンスに必殺のキンシャサを発射したが、カウンターのボディーアタックをくらってしまう。

 ここで突如、トマス・チャンパがリングに乱入。元NXT王者は因縁のあるリードをボコボコと殴りつけて、ヒザ蹴りで場外へと吹っ飛ばした。レフェリーはゴングを要請し、裁定は中邑の反則負けに…。納得のいかない中邑は、決着戦を邪魔されたチャンパに怒りのキックをくらわせた。さらに日本語で「何、やってんだよ、オイ! オイ、何、してくれてんだよ、コノヤロー、オイ、ふざけんなよ!」と罵声を浴びせた。

 中邑はバックステージのインタビューにも英語で「みんな、俺の仕事に首を突っ込んでくるのに、もううんざりだ」と激怒。チャンパについて問われると「みんなが俺の仕事に首を突っ込むのにうんざりだと、言ってんだよ!」と声を荒らげる。インタビューには冷静沈着に答えてきた〝キング・オブ・ストロングスタイル〟が、ここまで激高するのは珍しい。

 一方のチャンパは「俺がシンスケの立場だったら同じことをしたと思う」と言いつつ「シンスケ、これはチャリティーじゃねえんだ。ただでもらえるのは1回だけで、お前は今夜それを使った。今度顔を合わせたら、俺を見る目を変えてやる。ストロングスタイルのケツをぶっ叩いてやる」とドスを利かせ、中邑に宣戦布告した。

 世界王座取りを狙う中邑が、元NXT王者を相手に新たな抗争に突入するのか。