WWEの〝ザ・ビースト〟ことブロック・レスナー(45)と〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデス(38)が、またまた大乱闘を展開した。

 両雄は4月にレスナーがコーディを襲って以来、遺恨抗争を続けている。ここまでの対戦成績は1勝1敗。5月のプエルトリコ決戦では、コーディがレスナーを大流血に追い込み、キムラロックを切り返して電撃フォール勝ち。同月のサウジアラビア決戦では、レスナーがキムラロックでコーディの左腕を破壊した上で、失神させてTKO勝ちし雪辱を果たしていた。

 今週のロウ(メリーランド州ボルチモア)では、オープニングのリングに立った世界ヘビー級王者セス・ロリンズが真夏の祭典「サマースラム」(8月5日、ミシガン州デトロイト)へ向けて話し始めると、コーディが登場。「コーディ!コーディ!」の大チャントの中、「だから…」と言いかけた時だ。入場テーマが鳴って、不敵な笑みを浮かべたレスナーが姿を現した。

 左腕を折られた恨みのあるコーディは、すぐさまガウンを脱いでビーストに突進。レスナーも受けて立ち、ヒザをコーディのボディーに連打した。コーディもパンチで返して、乱闘のままリング上へ。レスナーは片足タックルから肩車に担ぎ上げ、必殺F5の体勢に入った。コーディはこれを脱出。すかさずロープ2段目に飛んで、コーディカッターだ。鮮やかに決まって、ビーストを場外に追いやった。

 コーディは「カモーン!」と絶叫、世界王者ロリンズは場外でつまらなそうに乱闘をながめていたが、観衆は「コーディ!」コールの嵐で大熱狂だ。レスナーはコーディをにらみつけながら、花道を引き揚げた。

 その後、スーツ姿のコーディは会場でインタビューに応じ「おかえり、ブロック。俺たちはまだ終わっていない。サマースラムでブロック・レスナーともう一度戦いたい。毎晩でもブロック・レスナーと戦ってやる!」と、真夏の祭典で3度目のシングルマッチを要求した。

 これにより「サマースラム」でレスナーVSコーディの3度目の一騎打ち実現が確実に。プロレスのWWE&IWGPに総合格闘技のUFCでもヘビー級王者となった唯一無二の男と、〝アメリカン・ドリーム〟ダスティ・ローデスの息子の決着戦は、死闘必至だ。