WWEの戸澤陽(37)が、今週のロウ(ジョージア州サバンナ)で「ザ・ジャッジメント・デイ」のドミニク・ミステリオと一騎打ちした。

 2016年にドラゴンゲートからWWEに戦場を移し、はや7年。小兵ながら、世界最大団体でしぶとく生き残ってきた。最近は闇落ち軍「ジャッジメント・デイ」を人知れず?ターゲットにしているようで、先週のロウでは闇落ち軍との6人タッグ戦が予定されていた、〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスのパートナーに名乗り出たほどだ。あいにくコーディから指名されず、メイン戦出場はならなかったが…。

 対戦相手のドミニクは、そのコーディとPLE「マネー・イン・ザ・バンク」(7月1日、英ロンドン)で激突する。4月の祭典「レッスルマニア39」で父のレイ・ミステリオと一騎打ちしたことをきっかけに、悪党として一気にブレーク。この日も「マミー」と慕う女子世界王者リア・リプリーをセコンドに就け、すさまじいブーイングを浴びながら入場した。進境著しいドミニクは、ゴングと同時に戸澤にパンチを浴びせてからストンピングの嵐だ。

 戸澤は回転の速いパンチで反撃。得意のウラカン・ラナでドミニクを吹っ飛ばした。さらに「イヤァオ~!」とどこかで聞き覚えのある奇声を上げながら、シャイニングウィザードだ。続けてコーナーからのダイビングエルボーアタックをさく裂させて、ドミニクを場外に転落させた。

 勝負どころと見た戸澤は、ここでトペ・スイシーダを敢行。豪華な一発が決まって場外で「イヤー!」と雄たけびを上げた。ところが…リアが場外から戸澤に手を振ってけん制。戸澤は昨年12月のロウでリアとシングル対決して完敗を喫しており、思わずフリーズしてしまう。このチャンスをドミニクは逃さない。コーナー上段に上がった戸澤を叩き落として、父と故エディ・ゲレロさんの必殺技でもあるフロッグスプラッシュで圧殺。戸澤は全く動けず、3カウントを許した。

 試合後もドミニクから場外に蹴り落とされ、リアとともに笑われる屈辱。果たして、猛威を振るう「ジャッジメント・デイ」に雪辱する日は来るのだろうか?