WWEの最強ユニット「ザ・ブラッドライン」が、まさかの分裂! 一族同士の〝内戦〟が実現することになった。

〝トライバルチーフ〟ことWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ率いるブラッドラインは、レインズのいとこのウーソズ(ジミー&ジェイ)、その弟のソロ・シコア、敏腕代理人のポール・ヘイマンが結束し、WWEマットを支配してきた。ところが、今年4月1日の祭典「レッスルマニア39」で流れが変わる。

 ウーソズがメインでサミ・ゼイン&ケビン・オーエンズの人気コンビに敗れ、WWE統一タッグ王座から陥落。スマックダウン(SD)王座は1年8か月も保持してきたが、丸腰となった。ゼインは元ブラッドラインの一員という因縁があるだけに、リーダーのトライバルチーフが大激怒。ベルト奪回を厳命したもののウーソズは再戦で取り返せず、代わりに5月27日サウジアラビア決戦ではレインズ&シコアでゼイン&オーエンズに挑んだ。

 ところが、王座戦に介入したウーソズのスーパーキックがシコアに誤爆。怒り心頭のレインズが双子タッグに詰め寄ったが、ジミーがレインズにスーパーキックを連打した。絶対王者は反旗を翻された上に、タッグ王座奪取にも失敗した。2週前のSDでは、レインズがウーソズと対峙。味方につけたシコアのサモアンスパイク(親指突き)で、ジミーを制裁していた。

 ただ、ジェイはレインズとジミーの関係修復を試みており、態度を明らかにしていない。今週のSD(ケンタッキー州レキシントン)では、レインズとジェイが向き合った。トライバルチーフはジェイにユニットに残るのか抜けるのか、答えを求め「俺は3年以上前から、お前を育ててきた。メインイベンターになるように、お前は導くべき存在だからな」などと甘い言葉で誘いをかけた。

 ここでジミーが登場。「レインズはジェイを利用しているだけだ」と双子の兄弟を説得。ジェイはジミーを「お前は俺をずっと疑っていた」などと怒鳴りつけたが…「お前はアウトだ。でも、俺もな」と言うなり、レインズにスーパーキックだ。ウーソズはさらに、弟のシコアにダブルスーパーキックをぶち込んだ。会場の大声援を受け、立ち上がってきたレインズにも合体式のスーパーキック。トライバルチーフをKOして、敵対の意思を明確にした。

 これにより次回PLE「マネー・イン・ザ・バンク」(7月1日、英ロンドン)で、レインズ&シコア vs ウーソズのタッグ戦「ブラッドライン・シビルウォー(内戦)」が決定。一族で、血で血を洗う戦いに臨む。