WWEの戸澤陽(37)が、〝最凶女子〟リア・リプリー(26)に完敗を喫した。

〝忍者〟からコスチュームを改めて心機一転。新たな活躍を始めた戸澤は、今週のロウ(アイオワ州デモイン)でストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンス)のセコンドとして出陣。対戦チームは〝闇落ち軍〟こと「ザ・ジャッジメント・デイ(JD)」のフィン・ベイラー&ダミアン・プリーストで、セコンドには元ロウ女子王者リア・リプリーと、ドミニク・ミステリオが就いた。

 試合途中に戸澤は、場外で介入を狙うリア&ドミニクに詰め寄った。さらに因縁のドミニクに持っていたドリンクをぶっかけると、フォードが油断したベイラーを背後から丸め込んで勝利を収めた。

 試合後には敗戦に怒り心頭のリアが、戸澤に強烈な右フックを浴びせて一騎打ちを要求。JD入りで闇落ち〟したリアは、これまでも男性レスラーと互角の戦闘能力を見せており、AJスタイルズやカール・アンダーソンら実力者を手玉にとってきた。JD内でも中心メンバーに位置する〝最凶女子〟からの挑戦状だけに、戸澤も困惑の表情を隠せなかったが、プロフィッツの2人に背中を押されてリングに上がった。

 だが、やはり男性相手と勝手が違うのか、戸澤は攻撃でミスが目立ち、リアのビッグブーツやスープレックスを浴びて防戦一方。リアのパワーボムを何とか終盤にハリケーンラナで切り返し、得意のトぺを狙うも、場外でセコンドのベイラーに足を引っ張られ、チャンスを逃した。

 それでも、リアのリップタイド(変型ボム)をかわして、コーナーポストに激突させた。さらに介入しようとしたドミニクにビックブーツを食らわせ、コーナー上段に上った。会場からは大歓声が上がったが、必殺のダイビングセントーンはリアにかわされて痛恨の自爆。最後はリップタイドでマットに叩きつけられ、3カウントを奪われた。

 試合後、戸澤は「俺の2022年は終わった。メリークリスマス、ハッピーホリデー」とリアに押さえ込まれた試合写真とともに、今年を締めくくる投稿をした。痛い黒星も、相手は〝最凶女子〟のリアだけに、屈辱でも何でもない。23年も独特の存在感で、生き馬の目を抜くWWEマットをしぶとく生き残れるか注目だ。