WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(38)が約3年半ぶりにフォール負けを喫し、プロレス界に衝撃を呼んでいる。
WWE1日(日本時間2日)のPLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(英国・ロンドン)で、いとこのソロ・シコアと組み、シコアの双子の兄で前統一タッグ王者のウーソズ(ジミー&ジェイ)と対戦。4人はユニット「ザ・ブラッドライン」のメンバーだったが、ウーソズがレインズの強権に反旗を翻した。前日のスマックダウン・ロンドン大会でも大乱闘を展開。「ブラッドライン・シビルウォー(内戦)」と題された内紛の決着戦は、大荒れムードだった。
MITBのメインは、真っ向勝負の大激戦に。ウーソズはレインズの攻撃を熟知しており、スーパーマンパンチ、スピアーといった得意技を決めさせない。それでもレインズは自身のスピアーとシコアのサモアンスパイクの合体攻撃をジェイにさく裂させた。ジェイとジミーをまとめてカバーしたが、3カウントを奪えなかった。
驚異的な粘りを見せるウーソズは、ジミーが場外で弟シコアのボディープレスを自爆させてテーブル葬に成功。リングに残ったレインズは、ジェイとジミーにスーパーキックを連打された上に、ダブルスーパーキックでノックダウン。ウーソズは助けに入ろうとしたシコアにも、合体スーパーキックで蹴散らした。さらに絶対王者は2発目のダブルスーパーキックをくらい、リング中央で動けなくなった。
最後はジェイがコーナー上段から飛んで、ウーソスプラッシュで圧殺。レインズはピクリともせず、3カウントを献上した。2020年8月からユニバーサル王座を保持しここまで約2年10か月の長期政権を築いてきた。米メディア「FOXスポーツ」などによると、レインズのフォール負けは何と3年半ぶり。タッグマッチながら難攻不落の絶対王者の敗戦は、驚きを持って海外メディアに報じられた。
大会後の記者会見に出席したCCO(最高コンテンツ責任者)の〝ザ・ゲーム〟トリプルHも、衝撃を呼んだメイン戦に言及。「ローマン・レインズはタッグ王者(ウーソズ)をレッスルマニアのメインイベントにまで押し上げたが、彼らに倒された」としつつ、レインズと対戦してきたサミ・ゼイン、ケビン・オーエンズ、ウーソズがことごとくランクアップしたと指摘。「彼がやっていることはすごい」と、負けたことがニュースになる王者を称賛した。
次回のPLEは真夏の祭典「サマースラム」(8月5日、ミシガン州デトロイト)。レインズはベルトをかけてウーソズと決着戦となるのか。注目が集まる。












