西武が15日の楽天戦(ベルーナ)に3―5の逆転負け。楽天、ソフトバンクと続く正念場の6連戦初戦を落とし、4位・楽天との差が4ゲームに広がった。

 先発したディートリック・エンス投手(32)は5回78球を投げ、7安打を許しながら1失点投球。2番手以降にバトンをつないだ。

 7月23日の楽天戦(同)以来の一軍登板となったエンスは、2回一死三塁のピンチを背負いフランコの右前ポテンヒットで先制点を許した。

 1―1の同点に追いつかれて迎えた4回一死一、三塁のピンチは三塁手・佐藤龍の好判断で5―4―3の併殺が完成し、奇跡的に無失点。3回以外は常に得点圏に走者を背負う綱渡りの投球ながら、1失点でなんとかしのぎ切った。

 エンスは「今日は初回から飛ばしすぎない、というテーマをもってマウンドに上がった。そのおかげで、中盤になっても調子が落ちることはなかった。1回から5回まで決して疲れを感じることなく同じように投げることができた。ピンチも多く背負ったけど何とかしのいで、5回を投げ切れたことはよかった。古賀のいいリードと、バックの守備に助けてもらった」とこの日の投球を振り返っていた。