第105回全国高校野球選手権第8日第1試合でV候補の履正社(大阪)が高知中央に10―4と快勝し、3回戦に進出した。
打線が初回から相手先発の藤田(3年)に襲い掛かった。4番・森田(3年)の適時二塁打などで2点を先制すると、3回には森田が2試合連続となるソロ本塁打を左中間に叩き込んだ。「打った瞬間行ったと思った。何としても1点ほしかった。これまでやってきたことが報われた。状態がいいので積極的にいっている」(森田)。
打線はその後も得点を重ね、15安打の猛攻撃。投げては6回2失点の福田(3年)から小刻みな継投で高知中央の反撃をしのいだ。多田監督は「森田は思い切って振ってくれる。大きな大会で結果を出してくれるし、予想以上。対応力が5月、6月でついたと思う。1大会で2本塁打は井上(阪神)と森田だけじゃないですか。初回に点を取ると周りもいけるぞ、という感じになる」とうなずいた。
3回戦の相手は昨年覇者で今大会も圧倒的な強さを見せている仙台育英(宮城)。2019年以来の優勝への道のりに立ちはだかる最大の難敵だ。多田監督は「仙台育英はいい投手が多い。みんな145キロ以上で球の力が強い。そういう投手に対応するためにゴロライナーの練習をやってきた。成果を出せるようにしたい。こちらが守備でミスしたら勝負にならない」と警戒心を強めている。
それでも平常心を失わない自信がある。6月から強豪校との練習試合を重ねた。京都国際、智弁学園、智弁和歌山、龍谷大平安、天理、高知商、九州学院…。場数を踏んだことで「どんどん電話してやらせてもらった。そういう経験が大阪大会と甲子園に生かされているのかなと思う。大阪大会もああいう中でやってこれたんで、あんまりプレッシャーはないと思う。強いチームとできる喜びを感じてやりたいと思う」と変わらぬプレーに期待した。












