来年1月の第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)が「関東学生連合」チームを廃止すると発表した件を巡り、学生との対話の機会が設けられることになりそうだ。
関東学連は昨年4月の段階で、出場権を逃した大学から予選会での個人成績が優れた選手を選抜して構成する連合チームを編成しない方針を公表。一部の学生たちが議論の透明化や再考の場を求めていたが、6月の代表委員総会で承認された。関係者によると、直前まで議事内容は伝えられていなかったという。
この決定に対し、青学大の原晋監督(56)やマラソン男子で元日本代表の川内優輝(36=あいおいニッセイ同和損害保険)が〝密室体質〟を批判。川内は本紙の取材に「連合チームの存続を望む大学がある中で、明確な手続きを行わずに廃止してしまうのは、やはり良くないと思う。関東学連の会議の中でちゃんとした手続きを踏んだ上で議論をして、多数決で廃止になったのであれば、それは時代の流れでもある。でも、しっかりとした手順が踏まれていなかったのが、一番の問題点だと思う」と語っていた。
一部の学生たちは臨時総会開催に向けた署名活動も行うなど、目まぐるしく事象が動く中、ある陸上関係者は「関東学連が連合チームに関する話し合いの場を設ける方向で進めている」と証言。原監督や川内の発言、一部メディアの報道を受け「これ以上過熱してしまうのはよくないと判断したみたい」と明かした。
記念すべき100回の節目を前に、関東学連は学生たちにどんな見解を示すのだろうか。












