名古屋の放送関係者の間で〝根尾待望論〟が高まっている。中日は1日の阪神戦(バンテリン)を2―10で落として今季2度目の5連敗。借金21でクライマックスシリーズ出場はほぼ絶望的となっており「このチーム状況では根尾投手の(今季の)先発デビューが一番の明るい話題ですよ」と背番号7の一軍登板を心待ちにしているのだ。
今季は最下位に低迷していてもテレビ視聴率、観客動員とも好調だった中日だが、球宴明け1勝8敗の惨状に状況は変わってきている。7月25日のDeNA戦(バンテリン)の平均世帯視聴率は5・2%(平均個人視聴率3・1%)を記録。7月29日の巨人戦(東京ドーム)の平均世帯視聴率は3・2%(平均個人視聴率1・5%)だった。(ビデオリサーチ調べ、数字は名古屋地区)
地元放送関係者は「借金が20を超えたことで名古屋のファンもペナントレースへの興味が薄れてきています。それでも今季まだ一度も一軍で投げたことのない根尾投手が先発デビューでどんなピッチングを見せるか、ドラゴンズファンが今一番見たいのはそこですよ」とファンは根尾の先発デビューを楽しみにしていると分析。
また在名テレビ局関係者も「子供さんや女性も名前を知っているのは根尾投手なんです。だから地元各局では根尾投手の先発デビューへの期待値が上がっています」と視聴者の関心を集める存在だと見ている。
涌井が7月29日に登録抹消となったことで4日のヤクルト戦(バンテリン)で根尾の先発デビューがあるのではという臆測も流れたが、1日に一軍に合流したのが松葉だったことで今週の根尾の一軍デビューの可能性はほぼなくなった。それでも球団初の2年連続最下位も見えてきた中日にとって根尾の先発デビューは数少ないポジティブ要素だけに待望論はさらに高まりそうだ。












