ヤクルトの山野太一投手(24)が1日の巨人戦(東京ドーム)に先発。2021年4月1日のDeNA戦(横浜)以来、852日ぶりの一軍登板で7回83球を投げ4安打無失点と好投。チームは1―0で接戦を制し3連勝。左腕は初白星を挙げた。

 3回には二死二塁のピンチを背負うも坂本を143キロの直球で見逃し三振に仕留めた。4イニングを三者凡退とほぼ完ぺきに巨人打線を沈黙させた。

 3回にはバットでも貢献。3回の第1打席で相手先発・菅野から中前打を放った。点にはつながらなかったものの相手の熟年エースから記念すべきプロ初安打を記録した。

 この日、初めて上がったお立ち台では涙をにじませた山野。「今までしんどい思いもあったんですけど、ほんといろんな方々のおかげで勝つことができて、涙がでました。うれし涙です」と理由を明かし「両親が『太一ならできる。絶対大丈夫だから』って結構連絡してくれていたので、それが大きな支えになりました」と感謝の言葉を口にした。その両親に恩返しをするためにも今後のさらなる飛躍を目指す。