上半身のコンディション不良で〝育成落ち〟も経験したヤクルト・山野太一投手(24)が1日の巨人戦(東京ドーム)で7月14日の支配下復帰後初先発し、7回4安打無失点の好投でプロ初勝利をマークした。球界を代表する右腕の一人である菅野に投げ勝ったばかりか、3回にはプロ初安打も放った。

 そもそも一軍戦登板が入団1年目の2021年4月1日のDeNA戦以来で852日ぶり。初体験の試合後のヒーローインタビューでは「野球をやりたくないという日々も…」と切り出すと、感極まって大粒の涙を流した。20秒近く声を詰まらせた後に「多くの方々に支えてもらって今日勝てたので、恩返しができたかなと思います。頑張ってよかったです」と周囲への感謝を述べた。

 このシーンはファンの感動を誘い、X(旧ツイッター)上では「山野くん」がトレンド1位に急浮上。「インタビュー見て泣いています」「球界を代表する菅野投手に投げ勝ったんよ!」「山野くんお帰りなさい&プロ初ヒット! おめでとうございます」といった声があふれ返った。