新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」27日大田区大会のAブロック公式戦で、IWGP世界ヘビー級王者のSANADA(35)が成田蓮(25)を下し開幕5連勝を飾った。

 新世代が集結し注目を集めていたAブロックで、王者の貫禄を示して単独首位を快走するSANADAが、〝最後の砦〟も退けた。シャイニングウィザードからのデッドフォールをコブラツイストで切り返されると、ジャーマンスープレックスで劣勢に。ならばとTKOからラウンディングボディープレスを狙うが、ヒザで迎撃されて決定打を放てない。

 再度のデッドフォールも逃れられたSANADAだったが、成田の延髄蹴りに自身も延髄蹴りで応戦する。最後はフロントスープレックスを切り返してついにデッドフォールをさく裂させ、粘る成田を振り切った。

 開幕から無傷の5連勝で、何と公式戦2試合を残しブロック1位通過が確定。しかも「令和闘魂三銃士」と称される成田、海野翔太、辻陽太を3タテし、ノアの若きエース・清宮海斗も返り討ちと内容も完璧だ。SANADAは「令和闘魂三銃士全員とやってみて、みんなそれぞれ個性があって、新日本プロレスの未来だなと思いました。ただ、まだ未来であって、今は俺なんだよ。今年は俺なんだよ。未来も俺かもしれないけど」とニヤリ。「3人とやってみて、自分が言える立場じゃないけど、清宮選手の方が一つ頭抜けてるかなと。切磋琢磨して、また挑戦してきてください」と、新世代の勢力図を分析する余裕も見せつけた。

 一方でいまだ初勝利が遠い成田は、これで3敗2分けと早くも脱落が決定。「もう負けは…もう負けは許されねえ!」と残り試合の必勝を誓っていた。