〝逆転の発想〟で先発ローテ入りを目指す。中日のドラフト1位新人・仲地礼亜投手(22)がプロ2度目の登板に向け「チャンスがもらえたので、絶対に生かさないといけない。ここで(ローテ入りを)つかむ気持ちでやっていく」と意気込んでいる。

 デビュー戦となった5月13日のヤクルト戦(神宮)では1回2安打2失点。左脇腹を痛めてわずか20球で降板した。ここまで悔しさを胸に二軍で再調整に取り組み「もっと体をでかくしないといけない」と筋トレなどに励んでパワーアップに成功。さらに「ストライクを取りにいこうとして合わせるのは良くない。軽く(腕を)振るのではなく、ちゃんと強く振る。ストライクを取りにいかない」と〝置きにいく投球〟と決別した。

 自身の課題となっている立ち上がり対策の一環で、登板前のブルペンでの練習にも工夫をしている。「20球ぐらい投げて1、2分ぐらい空ける。山井さん(二軍投手コーチ)が現役時代に2回つくっていたと聞いて取り入れてみた。初回の前のイニングという考え方です。それが結構良かった」。ブルペン投球を2度に分けることで〝ブルペン投球=仮想初回〟となり、実際の初回は2イニング目の感覚で投げられるというわけだ。

 パンプアップしたボディー、ストライクを取りにいかない発想、山井流のブルペン術を駆使して、最下位からの巻き返しを期すチームの一翼を担うつもりだ。