ペナント再開初戦からボヤキが止まらない。阪神は22日のヤクルト(神宮)に3―6で敗れ、2位・広島にゲーム差なしにまで詰められた。岡田彰布監督(65)が後半戦の「投」のキーマンに指名した開幕投手・青柳が先発。だが、右腕はその期待に全く応えることができなかった。

 初回に自らのけん制悪送球なども絡み、2本の適時打で2点を失うと、3回に先頭・竹岡の三塁打からさらに失点。5回には4番・村上に2ランを被弾し、5回5失点と役割を果たせず。7安打のほとんどが直球、ツーシーム系で、高さもベルト付近と制球に甘さが目立つ内容だった。

 岡田監督も「コントロールが全然やもんな。打たれた映像も出るからのぉ。真ん中ばっかり。逆戻りやな」と期待とは真逆の結果に落胆を隠せず。青柳も「僕が勝てるチャンスがあるような試合にできなかった」と敗戦の責任を背負い込んだ。

 攻撃陣では2日の巨人戦で右わき腹に死球を受け、骨折で離脱していた近本がこの日「1番・中堅」で復帰。リードオフマンの帰還で期待は高まったが、ヤクルト・小川の前に6回までわずか1安打と、起爆剤となるまでには至らず。終盤7回に森下、梅野の適時打、3点差の9回にも一死満塁と一打同点となる〝見せ場〟をつくったが、反撃もそこまで。

 これで7月は6勝7敗(1分け)。7月はカード初戦は5戦4敗と苦戦している。2位・広島は足音どころか、ほぼ真横も同然。ゲーム差なしの並走状態のところまで来ている。