WWEマットで猛威を振るう悪のユニット「ザ・ジャッジメント・デイ」が、ついに第3ブランド「NXT」まで制圧した。

 昨年6月に前リーダーのエッジをユニットから追放。〝闇落ち軍〟はフィン・ベイラー、リア・リプリー、ダミアン・プリースト、ドミニク・ミステリオの4人でスマックダウン、ロウと荒らしまくってきた。タイトルホルダーも、リアが女子世界王者、プリーストが1日のマネー・イン・ザ・バンク(MITB)男子ラダー戦を制し、MITB覇者となった。

 今週配信のNXTでは、WWE殿堂者レイ・ミステリオの不肖の息子で〝ダーティー〟ことドミニクが、NXT北米王者ウェス・リーに挑戦した。「マミー」と慕うリアとともに入場すると、会場は大ブーイング。開始早々、ドロップキックで吹っ飛ばされたが、場外ではリアが盾となってリーの追撃を妨害した。

 ドミニクはドロップキックからブレーンバスター、619、みちのくドライバーの波状攻撃。さらに故エディ・ゲレロさんの必殺技フロッグスプラッシュを放つも、リーにかわされてしまう。王者は打撃のラッシュで反撃。場外に逃げたドミニクにはトペ・スイシーダを見舞い、ファイナルフラッシュを叩き込んだ。

 ここで、闇落ち軍のベイラーとプリーストが介入。ベイラーがレフェリーを引きつけた隙に、プリーストが北米ベルトでリーを襲った。これはかわされたものの、エプロンを走ったリアが女子世界ベルトで一撃。KOされたリーをドミニクがまんまと押さえ込み、3カウントを奪った。

 卑劣な悪の連係が決まり、ドミニクは自身初のシングル王座を獲得。ジャッジメント・デイに3つ目のタイトルをもたらした。バックステージでリアは「彼はすでにくたくたのパパを超えたのよ。これからもどんどん成長していく。そして、ジャッジメント・デイがWWEを牛耳っていく」と言い放つと、新王者も「今考えると、僕はNXTで2勝0敗なんだよね。〝ダーティー・ドム〟は無敗なんだよ。ジャッジメント・デイとマミーがそばにいるからね」と豪語した。

 真夏の祭典「サマースラム」(8月5日、ミシガン州デトロイト)では、ベイラーが世界ヘビー級王者セス・ロリンズに挑戦を予定。闇落ちしたメンバー全員がタイトルホルダーとなるのか、注目が集まる。