プロ野球のオールスター第1戦が19日にバンテリンドームナゴヤで行われ、全セは1―8と大敗した。
「6番・三塁」として先発出場を果たした阪神・佐藤輝明内野手(24)は、2打数2安打をマーク。第1打席で球界最高峰の右腕・山本(オリックス)が投じた152キロの直球を弾き返し、左中間フェンス直撃の二塁打とすると、続く第2打席でも右前打。「大満足です。(山本の)いい球を打ててよかったです」とご満悦の表情で夢舞台を振り返った。
7月は35打数4安打の打率1割1分4厘とドン底の打撃不振に苦しみ、二軍降格も味わった。だが、前半戦最後のゲームとなる18日の中日戦(甲子園)では1か月ぶりとなる10号3ラン。規格外男の復調は猛虎悲願のアレの行方を大きく左右するだけに、今後も目が離せない。
〝神様〟からの「ご神託」も賜った。この日の試合開始前に行われた野球殿堂入り表彰に参加したのは「史上最強の助っ人」として今もその名を語り継がれるランディ・バース氏。3冠王に2度輝き、1985年にはチーム史上唯一となる日本一にも大きく貢献したレジェンド中の大レジェンドだ。
表彰式後に報道陣の取材に応じたバース氏は、かつてのチームメートである岡田監督を「非常にスマートで素晴らしい監督」と称賛した上で「今年優勝しておかないと、また10年もかかってしまうかもしれない。私が殿堂入りを果たしたこの年に、長年待ち望んでいる日本一を岡田監督の下でぜひ達成してほしい」と古巣に猛ハッパ。「開幕からいい状態で戦ってきましたが、今はちょっと打線に元気がない。夏の長期ロードをいかに踏ん張れるか」と猛虎名物の〝後半失速癖〟を危惧しつつエールを送った。
期待をかけている打者は? と水を向けられたバース氏は「サトー」と即答した上で「能力が高いと思いますし、今は皆さんが期待する通りの結果はまだ出ていませんが、将来間違いなくスーパースターになれる才能がある」と規格外男のポテンシャルに太鼓判。アレの使者は虎の背番号8であると断言した。
バース氏の言葉を伝え聞いた佐藤輝も「ありがたいっす。もっと頑張ります」と意欲を燃やした。成績が低調な中、ファンの後押しを受けファン投票出場することができた球宴で、浮上のきっかけをつかみたいところだ。
余談だが、岡田監督に「バースさんと何か話しましたか?」と聞いたところ「メール送ったのに(返事が)返ってこないから怒ったんや」とのこと。そんなんオマエ、既読スルーは万国共通でご法度よ。













