新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」19日仙台大会のCブロック公式戦で、鷹木信悟(40)がアーロン・ヘナーレ改めHENARE(30)に敗れ開幕2連敗を喫した。

 今シリーズから顔面にマオリのタトゥーを入れ、リングネームを変更したHENAREとの公式戦。今年上半期のシングル戦績は1勝1敗の両雄の激突は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。

 一進一退の攻防からHENAREの必殺技Streets of Rageを浴びた鷹木だが、相手のダメージが深くカバーが遅れたため九死に一生を得る。蹴り足をつかんでのMADE IN JAPANで反撃に転じると、パンピングボンバーを連発。しかしラスト・オブ・ザ・ドラゴンだけは決めることができない。

 ラリアート、ヘッドバットを打ち合う激しい打撃戦から、鷹木はナックルを発射。しかし試合時間が残り時間1分を切ったところで猛ラッシュを仕掛けたHENAREにヘッドバットを連発されると、最後はStreets of Rageで沈められた。決着タイムは時間切れ引き分けまで残り22秒の19分38秒だった。

 痛恨の敗戦を喫した鷹木だが「残り30秒、長く感じたわ。そんな中途半端な戦いしてるわけじゃねえんだよ、俺はよ。ちょっとでもあと30秒耐えて引き分けに持ち込もうとした。俺の負けだ。HENARE、完敗だよ。お前やっぱ、すげえなあ。本物だよ。年下の後輩だけど、リスペクトするわ」と潔く受け入れ勝者をたたえた。開幕からの2連敗にも「鷹木信悟、心はまだ死んでねえ。いや、体も死んでねえ。いまちょっと休んで座ってただけだ」と気持ちを入れ替えて立ち上がった。

 次戦(23日、長野)では石井智宏と激突する。石井もこの日のメインでタマ・トンガに敗れ開幕2連敗となっただけに、後がない者同士の公式戦となる。「俺もAEWに行った時は、世界一ハツラツな40代を目指すと言ったんだ。だったら同じく元気ハツラツなオッサン、石井智宏には何としても負けるわけにはいかねえな。出直しだ!」と、逆襲を誓っていた。