女子プロレスラーのSareee(27)が今夏、プロレス界の主役の座を奪う。

 16日のセンダイガールズ後楽園大会では安納サオリと組み、高瀬みゆき、岩田美香組と激突。熱戦を繰り広げたが勝敗はつかず、15分時間切れドローに終わった。

 試合前日には中国・上海で行われた格闘技イベント「精武探JFC」に出場。当日の早朝に帰国というハードスケジュールをこなしたSareeeは「全然大丈夫です! (今年契約満了した米団体)WWE時代、自分で車を何時間も運転して移動していた時もあったので。その時の免疫がついてると思いました」と余裕の表情だった。

 初めての上海大会については「名前を呼んでくれる声も多くてうれしかったです。それに日本と違ってリングの周りにファンの人がいて、リングをバンバン叩いてたんです。セコンドみたいな近さに驚きました。楽しかった!」と振り返る。

上海大会で高橋奈七永(手前)に勝利したSareee
上海大会で高橋奈七永(手前)に勝利したSareee

 試合では、若手時代に何度も叩きのめされた高橋奈七永(44)相手に初勝利を飾った。「奈七永との試合は毎回、口の中を切ったりするほどボコボコにされていたので。今回勝てて、アメリカで2年半自分がやってきたことが間違ってなかったと思えた」と自信に満ちた表情。

 一方で「奈七永はキャリアを積んでも、今の若手にプロレスの情熱を教えてるところがすごい。私もいつかそんな選手になりたいなって思いました」と敬意も忘れなかった。 

 8月には自主興行「Sareee―ISM」(4日、東京・新宿フェイス)に加え、同25日のシードリング後楽園大会では中島安里紗が保持するビヨンドザシーシングル王座への挑戦も控える。

「『Sareeeが一番活躍したな』って皆さんに思ってもらえるような戦いをしていきたい。そして、しっかりベルトを巻きたい」と誓ったSareeeが、真夏のリングで輝きを放つ。