西武・平良海馬投手(23)の〝独自軌道〟にメジャーの注目が集まっている。
13日のソフトバンク戦(ペイペイ)に7回4安打2失点と好投。6試合連続のハイ・クオリティー・スタート(HQS=7回以上を2自責点以内)で4―2の勝利に貢献し、6勝目(4敗)をマークした。
平良は「今日は真っすぐが走っていなくて三振が取れなくて苦しかったです。5回の近藤さんの時はカウントが2ボールになってしまい、ストライクを取りにいって打たれるのが嫌で、(カウント)0―0から柳田さんと勝負した方がいいと思って(近藤を)敬遠しましたが(柳田に適時打を浴び)2点取られてしまい悔しいです。ただ、7回を2失点にまとめられたのは良かったです」とこの日の110球を振り返った。
また先発転向1年目の前半戦13試合で11試合のクオリティー・スタート、うち8試合でHQSの内容に「しっかりケガなく投げれてるというのはいいことだと思うので、しっかり後半も続けていきたいと思います」と一定の満足感を語った。
チーム状況に関わらず淡々と試合を作る安定感はもはやチームの大黒柱だ。そんな平良を追いかけるメジャースカウトからは、平良特有の「B軌道」と呼ばれるストレートの〝平行軌道〟に改めて注目が集まっている。
「大谷やダルビッシュ、千賀といった投球角度のある投手と比べリリースポイントが低く、球の軌道が地面と平行に進む彼のストレートは今のメジャーでは接点が作りづらいのではないか。フライボール革命以降、バレルゾーンを意識して多くの打者が普通にアッパースイングをしている時代。低いリリースポイントから高めの空振りゾーンにストレートを投げ込む彼のスタイルはボールの軌道にバットを〝点でしか入れられないのでは〟という想像力をかき立てる、非常に興味深い投手だと思う」(ア・リーグ球団スカウト)
高いリリースポイントから打者のヒザ元へ叩きつけるような投球角度を持つピッチャーとは一線を画す平良特有の軌道にメジャーは着目している。












