西武が9日のオリックス戦(京セラ)に5―11と大敗し、今季ワーストの8連敗。借金は18まで膨らんだ。西武が8連敗を喫したのは、2015年の13連敗以来8年ぶりとなる。

 今季の大型連敗は6月の7連敗に続き、この1か月間で2度目。勝率3割8分7厘は、西武がクラウンライターから球団を買い取り、本拠地を福岡・平和台から埼玉・所沢に移転した初年度1979年の3割8分1厘(45勝73敗12分け=130試合制)に接近する危険水域となっている。

 球宴前に首位・オリックスに16ゲーム、CS出場圏内である3位・ロッテにも14・5ゲームを離された状況にチームは完全に目標を見失っており、現場を指揮する松井監督、平石ヘッドコーチもこの悪い状況を立て直せずにいる。

 ここまで戦力不足が明らかな状況で、追加の外国人補強やトレード、首脳陣のテコ入れなどアクションを起こさない球団は、今季残りシーズン66試合で何を目標に戦うのか。今季の結果を度外視するなら、来季に向けたチーム再建策をアナウンスするべきだろう。

 何もしない、何も言わないままズルズルと目標のないシーズンを消化しても現場、そして応援してくれるファンが負う〝絶望〟という傷はより深くなっていくだけだ。