東京都内で10日に開かれたオーナー会議で議長を務めた西武の後藤高志オーナー(74)は、会議終了後に取材に応じ、前日9日のオリックス戦まで8年ぶりの8連敗を喫してリーグ最下位に沈んでいるライオンズについて「今は非常に厳しい戦いが続いてますが、ペナントレースはまだ半分きた段階。選手も一生懸命やっています。反転攻勢をやってくれるだろうと期待してますし、確信してます」と現場への揺るぎない信頼を口にした。
また、若手育成を託した松井稼頭央監督(47)の手腕に一定の評価を与えた上で「もともとライオンズは夏場に強いチーム。若い選手も多いですから、しっかりやっていくということ。当然ネバーギブアップでやっていきますし、今まで私がオーナーになってからも、いろいろ山あり谷ありの中で、それでもやってきましたから。大丈夫です」とドン底からの巻き返しを宣言した。
チームはオーナーのゲキに呼応するように同日夜のソフトバンク戦(京セラ)に2―1で競り勝ち、連敗を止めた。それでも借金17。残り65試合で5割復帰を目指すには2勝1敗ペースが絶対条件だ。
その上で15・5ゲーム差の首位・オリックス、14ゲーム差と水をあけられているCS出場圏内の3位・ソフトバンクに追いつく奇跡を起こすためには、それ以上のハイペースが求められる。
後藤オーナーの言う「反転攻勢」が何を指すのかは不明だが、近年で前半2桁借金から2桁貯金フィニッシュという劇画のようなV字シーズンを演じたチームはない。
まずは球宴前の5試合を全勝し、借金14でターンした2016年を超えるところから現実的な目標設定をしたい西武だ。












