西武が13日の巨人戦(東京ドーム)に0―3と今季9度目の零封負け。借金10となり、楽天が勝ったため2021年の最終戦以来、単独最下位に転落した。
先発・松本が6回7安打3失点と試合を作ったが、打線が巨人先発・メンデスら4投手の前に散発5安打に抑えられた。
この日唯一で最大のチャンス、8回一死満塁では4番・マキノンが相手3番手・ビーディに注文通り6―4―3の併殺に倒れ万事休す。マキノンは2三振を含む4打数無安打と音なしで、5月16日の日本ハム戦(エスコン)で7号ソロを放ってから22試合一発がない。
助っ人としては物足りないマキノンについて、松井監督は「結果的にそういうふうに取られるのは仕方ない。その中でも現に4番に置いているわけですから、信頼して送り出している。もちろん1本出ればベストなんでしょうけど、そんなに甘くないと思うし。その中でどう後ろへつないでいくのかというところ」と言及。本来の主軸である中村、山川のいない状況の中で苦しいやりくりはこれからも続いていく。
一方で、球団はテコ入れが急務な状況だ。できることはトレード、外国人補強と限られてくるが、補強ポイントが明らかな得点力不足である以上、最善策は長打の打てる外国人補強だろう。
しかも獲得してすぐに日本に適応できる戦力。ソフトバンクの〝デスパイネ方式〟が理想で、昨年限りでロッテを退団し、開幕前にマリナーズをリリースされているレオニス・マーティン外野手(35)らが具体的なターゲットとなってくる。
近年、性格や人柄の良さを含めた外国人戦略を展開してきた西武だが、肝心の実力面での成果は乏しい。チーム全体が沈んでいる中でも同じ方向を向かないラテン気質の長距離砲など、そろそろ路線を変更する時期に来ているのは明らかだ。












