異国で過酷な道のりを歩んだからこそ激励にも力がこもる。日本ハムの加藤豪将内野手(28)が11日(日本時間12日)に行われたMLBドラフト会議でホワイトソックスから11巡目で指名された西田陸浮内野手(22=オレゴン大)に〝先輩〟として熱いエールを送った。
自身が2013年にヤンキースから2巡目指名されて以来となる日本選手のドラフト指名に「今日、インスタのニュースで知りました。面識はないですけど頑張ってほしいですね」と笑み。「僕は6歳の時から(米国での生活)だったのでまだ英語を学ぶ時間があったんですけど、彼は日本から米国に行って結果を残して、3年でドラフトされている。(米野球に)対応する能力は絶対にあるはず」と同じ道を歩む同胞を気遣いながら今後の活躍に期待を込めた。
加藤豪によれば、米国の大学野球は日本の高校野球や大学野球とは比較にならないほど規模が小さく、注目度も低いという。そんな環境下で西田が日本の高校(東北高)を卒業し、短期間で才能を開花させてMLBドラフトで指名されたことは「すごいこと」と目を細め、こう続ける。
「米国の大学は野球だけじゃなく、勉強もやらないといけない。その中で英語を含めたカルチャー(文化)も学ぶんですから。その3つをやっているのは本当にすごいことだと思いますね」
もっともドラフト指名はあくまでプロ入りのスタートライン。加藤豪もヤンキースにドラフトで上位指名されながら、その後メジャー昇格までには約10年という長い時間を要した。その間のマイナー時代は過酷そのものだった。
「彼も分かっていると思いますが、これ(ドラフト指名)がフィニッシュラインじゃない。大変だとは思いますが環境に慣れていって、早く(プロの世界に)順応してほしい」
西田が自身と同じ最高峰の舞台に昇格できることを心待ちにしている。












