米オレゴン大3年の西田陸浮(にしだ・りくう)内野手がMLBドラフトでホワイトソックスから11巡目(全体329位)で指名された。身長168センチ、体重68キロと小柄だが、90マイル台後半(約156キロ~)の動く球にも対応できるコンタクト能力、堅実な守備はレベルの高い米大学野球ディビジョン1でも高い評価を受けており、ベースボールアメリカ誌などのドラフト候補特集のランキングでは300位前後と評価されていた。
日本人選手のドラフト指名は2013年のヤンキース2巡目(全体66位)の加藤豪将内野手(現日本ハム)以来2人目だが、日本の高校を卒業して指名されたのは初だ。
大阪府枚方市出身の西田は5月に22歳になったばかり。宮城県の東北高校卒業後、留学先の米オレゴン州のマウントフット短期大で「1番・二塁」として打率、出塁率、盗塁など突出した成績を挙げ、昨年9月にはオレゴン州立大など複数の4年制の名門大から奨学金付きのオファーを受けるが、「(チームカラーである明るい)緑にもピンと来ました」と、オレゴン大へ編入した。
今年2月から始まった公式戦では、途中から俊足を生かすため右翼へコンバートとなったが、全63試合に出場し253打数79安打、打率3割1分2厘、37打点、出塁率3割9分5厘、犠打8、盗塁はチーム歴代トップの25をマーク。そして「真剣にウエートトレーニングを始めたからやと思います」と5本塁打を放ち、そのうち4本が木製バットによるものでMLBのスカウトの目を引くことになった。チームはカレッジワールドシリーズ出場まであと1勝のところで惜しくも敗れたが、西田は大躍進の立役者となった。厳しい競争が待っているがメジャーへの昇格が楽しみだ。











