昨年のパ・リーグ新人王、西武・水上由伸投手(24)が8日のオリックス戦(ほっともっと)で3か月ぶりの登板を果たした。

 先発・高橋光の2番手として水上は1―5とビハインドの6回にマウンドに上がった。先頭の宗をスライダーとツーシームでカウント1―2と追い込み、最後は133キロのバックドア・スライダーで見逃し三振。続く杉本はインローの146キロツーシームをミートされたが、三塁・佐藤龍へのライナー。そしてこの日、先制2点三塁打を放っている野口をスライダーで二ゴロに打ち取り、1回打者3人を9球で料理した。

 昨年は60試合に登板し4勝1セーブ31ホールド、防御率1・77で新人王に輝いた3年目の水上は今季、先発に転向した平良に代わるブルペンの中心として期待されたが、昨年の疲労からか、オープン戦中からストレートが走らず、2試合目の登板となった4月9日のソフトバンク戦(鹿児島)を最後に登録を抹消されていた。

 約3か月の二軍戦調整でも防御率は9点台と不安を残していたが、そこは実戦型右腕の真骨頂。この日の最速148キロと変化球のキレを見る限り、戦える状態になってきているようだ。