今季ワーストの借金16を背負い、最下位に低迷する西武の外野手問題に解決の糸口が見えてこない。
ここまで75試合でチーム打率2割2分6厘は12球団ワースト、同209得点は同11位という貧打がチーム低迷の要因ともなっている。とりわけ秋山流出以降、ここ4年間の課題である外野の3ポジションに明確なレギュラーはまだ現れておらず、今季もここまで金子、蛭間、ペイトン、若林、鈴木将、西川、愛斗、長谷川、岸、川越、高木渉と11選手の起用が続いている。
6月以降、2番、3番の上位打線に起用されている7年目の中堅・鈴木将平外野手(25)が現状ではレギュラーに定着してもらわなければ困る位置に立っている。
ここまでスタメン起用は47試合で打率2割5分6厘、0本塁打、13打点、7盗塁。11年目の金子とともに開幕から抹消されることなく一軍に求められているが、やはり課題はシーズンを通していかに数字をキープできるかだろう。
現に開幕直後は1番としてチームをけん引し、一時は打率も3割に乗せていた8年目・愛斗外野手(26)は相手バッテリーに対策を徹底され、5月中旬ごろから打撃が急降下。6月11日に登録を抹消されている。
ともに3年目の若林、長谷川ら期待の星も一瞬のきらめきは見せたもののまだ粗削りで、相手が対策をしてきた時にそれを越えていけるオプションを持っておらず、チャンスをつかみ切れていない。
今季、スタメンで起用された西武外野陣の総合成績は計14本塁打、打率2割1分7厘、60打点ですべての数字がリーグワーストとなっている。
シーズン序盤に愛斗が「ずっと〝外野争い〟といわれることにイラついています。細かい数字は決めていないが、今年は圧倒的な数字を残すことが目標」とフラストレーションを吐き出していたがその通り、プロは結果がすべて。圧倒的な結果で周囲の雑音をねじ伏せた者だけが本来、レギュラーに定着できる世界なのだが…。












