「マイナビオールスターゲーム2023」に監督推薦での出場が決まった阪神・大竹耕太郎投手が会見に臨み、自身初となる夢舞台への意気込みを語った。

 現役ドラフトでソフトバンクから阪神に移籍し大竹は、新天地で先発ローテの座をつかみとると、今季ここまで11試合に先発登板し6勝1敗、防御率1・27と圧巻の成績をマーク。セ・先発投手部門でファン投票4位、選手間投票では2位と支持を集めたこともあり、文句なしの選出となった。

 プロ6年目の苦労人は「阪神に移籍して一日、一日を必死にやってきた結果。いいプレーを見せたい」と充実の表情。「佐々木朗投手(ロッテ)や山下投手(オリックス)のように球場が沸くような球は投げられない(笑い)。140キロ台のボールでも相手を空振りさせたり、詰まらせたり。そういうところを子供たちに見せられれば」と抱負を口にした。

 阪神移籍後は〝雨男〟としての才能まで開花させてしまい「大雨降太郎」なるニックネームまで定着。今季の球宴は第1戦(19日)がバンテリンドーム、第2戦(20日)がマツダスタジアムでの開催とあり、会見に同席していた球団関係者も「できればバンテリンで投げさせてやってほしい。(屋外球場の)マツダだと雨で流れちゃうかも…」と不安を隠せない。

 とはいえ大竹本人は「雨男キャラ」が定着したことに関してはまんざらでもない様子。大雨降太郎タオルが「初回の在庫が完売。再入荷分も完売間近」と聞き「よっしゃあ! (登板)3回に1回くらいは雨で流れた方がキャラ設定的にはいいかも(笑い)」と上機嫌でジョークを飛ばす。「登板するごとに(周囲から)気付かれることが増える。この前もドラッグストアで鼻うがいキットを買おうとしたら『応援してます』って言われて…」と自身の注目度が上昇していることを素直に喜んだ。