全日本プロレスの3冠ヘビー級王者として君臨する新日本プロレスの永田裕志(55)が、第3世代の盟友・天山広吉(52)との防衛戦プランを浮上させた。

 2月に宮原健斗からベルトを奪取した外敵王者は、V4戦(2日、後楽園ホール)で「いよいよ真打ちが出てきた」と評する青柳優馬(27)を迎え撃つ。王者の闘志をかきたてるのが、22日の島根・松江大会で3冠戦の開催が決定したことだ。

 1992年9月14日にデビューした思い出の地だけに「体育館は違いますけど、同じ松江市で防衛戦ができるのはこの上ない喜びですね。それを実現するためにも、しっかり青柳選手を返り討ちにして防衛したいと思います」と目を輝かせた。

 しかもV5戦の対戦相手候補に、何とデビュー戦の相手だった天山の名前を挙げる。エースの宮原を筆頭に石川修司、安齊勇馬と王道マットの主力から未来まで連破してきた。最後の砦でもある優馬も退ければ、王者の発言権も増大する。

「どうなるか分からないけど、もし全日本から誰も出てこずに俺が指名できるとすれば、天山もありかなと。もう一回、天山にガーッときてほしいのもあるし。コンディションによるけど、そこまで高めてほしいよね。我々世代の力を見せつけましょうよって」と盟友に呼びかけた。

 近年の天山はシングルのトップ戦線から遠ざかっているが、永田は「俺が3冠戦をやっていくうちに自分のかつての強さが戻ってきたように、天山もこの3冠を争うことで戻ってくるんじゃないかな」とニヤリ。メモリアルな地で時空を超えた王座戦が実現するのか。